ラトビア国鉄、ディーゼル機関車を燃料電池機関車に改造

ラトビア国鉄(LDz)とチェコ・エンジニアリング会社のCZロコ、カナダの燃料電池大手バラードは11日、ディーゼル機関車の動力源を燃料電池に置き換えるプロジェクトを共同実施することで合意した。チェコ製のCME3型6軸ディーゼル電気機関車を改造する。省エネや環境負荷、騒音・振動公害の軽減を狙っている。

ラトビア国鉄の保守事業LDzリトシャー・サスターヴァ・サーヴィスが、CZロコによる資料及び部品提供を受けて改造作業を担当する。バラードは燃料電池を供給する。また、ラトビア科学アカデミーもプロジェクトを支援する。

現地紙『バルティック・コース』によると、すでに英国、米国、デンマーク、日本、ドイツ、インド、中国、南アメリカで同様のプロジェクトが実施されているという。

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