ポーランド・クルチクグループのエネルギー企業ポルエナジア(Polenergia)がバルト海に欧州最大級の風力発電パークを建設する。2期に分けて工事を行い、合計120メガワットの発電能力を整備する。投資規模は50億ユーロ弱。2020~21年の送電開始を目指す。
第1期工事では、グディニャの北西80キロほどに位置する海水浴地ウェバの沖合い23キロメートルに、高さ275メートルの風車120基を設置する。建設地の面積は120平方キロメートル。合計出力は600メガワットに上る。2019年着工、20~21年の送電開始を目指す。
第2期工事は2026年の完工予定で、第1期と同規模の600メガワットの発電能力を整備する。
ポルエネルジアには中国・中東欧投資協力基金が15.99%を出資している。