ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.3%となり、市場予想のマイナス0.2%を下回った。前月は0.2%のマイナスで、インフレ率のマイナスは3カ月連続となった。
品目別では自動車用燃料を含むその他の製品が4.9%下落し、全体を強く押し下げた。燃料・電力も0.1%下落した。一方、食料品が0.2%上昇したほか、アルコール飲料・タバコが1.8%、サービスが1.3%、衣料品・靴が0.9%、耐久消費財が0.2%の幅で上昇した。
価格変動の激しい食品と燃料価格を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は1.3%で、前月から0.1ポイント拡大した。