ラトビア、リガに科学技術団地建設

ラトビアの政府調達機関IUBは先ごろ、リガ空港近くに科学技術団地を建設する計画を明らかにした。プロジェクトを推進するのは同国の業界団体、電子技術・電子産業連合及び民間企業が出資するジナトネス・パーク社。建設費用は総額1,700万ユーロで、欧州連合(EU)の構造基金からの資金支援も受ける。2019年末の完成を予定する。

同団地の敷地面積は500ヘクタール。ジナトネス社に出資する民間企業には、リガ証券取引所の上場企業で画像処理システムや組込みシステムなどを開発するハンザマトリックス、データ通信システムのSAFテフニカなどがある。ハンザマトリックスの2015年の売上高は1,347万ユーロ、SAFテフニカの15-16年度の9カ月間の売上高は1,000万ユーロ。

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