中国アリババ、リガ空港を北欧向け配送経由地に

中国のインターネット通販最大手アリババ集団が、北欧市場向け商品の配送経由地としてラトビアのリガ空港を利用することを検討している。LETA通信が24日、ラトビア投資開発庁関係者の発言として報じたもので、同庁は現在、アリババに対する関税優遇措置についてリガ国際空港と協議している。

ラトビア投資開発庁は昨年、リガ空港の敷地内に物流センターを設置することをアリババに提案し、交渉を続けてきた。これまで北欧市場向けの物流拠点の立地としてエストニアやリトアニアが有力視されていたが、同庁によるとアリババはバルト3国には拠点を構えない方針だという。

上部へスクロール