リトアニア政府は22日、ドイツとオランダの企業連合であるアルテック(Artec)から装甲兵員輸送車88台を調達する契約を交わしたことを明らかにした。導入するのは同社のボクサー型装輪装甲車で、契約額は3億6,500万ユーロ。2017年から21年にかけて納入する。同国は14年のロシアによるクリミア併合後、国防費の増額や一部徴兵制の復活を行っており、今回の装備導入もその延長上にあると見られる。
アルテックには独軍需企業のクラウス・マッフェイ・ヴェグマン、ラインメタルとオランダ重機大手ストークが参加している。