化学大手のアゾティ、研究開発センターを設置

ポーランドの化学大手アゾティ・グループが本社のあるタルヌフに研究開発(R&D)センターを設置する。投資額は8,800万ズロチ(約2,000万ユーロ)。このうち2,000万ズロチは助成でまかなう。従業員20人体制で主にグラフェン系素材の開発・試験、新タイプの緩効性肥料およびその材料の開発に取り組む。

アゾティでは、「経済の安定的成長を支えるには、国内企業の開発力を強化し、国内外での競争力を高めることが肝要」としたうえで、「科学者の手で経済のニーズを具体的な製品に発展させる場であるR&Dセンターを直接運営することは理にかなう」とその意義を説明した。(1PLN=26.51JPY)

上部へスクロール