チェコ鉱工業生産、6月は3.9%増

チェコ統計局が先ごろ発表した6月の鉱工業生産高は前年同月比で3.9%増加し、19カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の8.6%から4.7ポイント縮小した。前月比(季節調整済み)では2.5%の増加。新規受注高の上昇率は3.1%で、前月の13.5%から大幅に縮小した。

業種別にみると、主要産業の自動車が16.3%増となったほか、その他の輸送機械(20.2%増)、印刷・記録媒体(13.5%増)、機械設備の修理・設置サービス(12.9%増)、金属加工品(5.0%増)も好調だった。一方、化学・化学製品が13.4%減、鉱業が10.9%減と大幅に落ち込み、機械・設備(2.8%減)も振るわなかった。

6月の税込み平均賃金は名目ベースで前年同月比3.8%増の2万9,543コルナ(約1,090ユーロ)だった。(1CZK=4.23JPY)

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