ハンガリー、8月のインフレ率マイナス0.1%

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.1%となり、下げ幅は前月のマイナス0.3%から縮小したものの、インフレ率のマイナスは4カ月連続となった。市場は0.1%のプラスを予想していた。

品目別では自動車用燃料を含むその他の製品が4.1%下落し、全体を強く押し下げた。燃料・電力も0.1%下落した。一方、食料品が0.6%上昇したほか、アルコール飲料・タバコが1.9%、サービスが1.1%、衣料品・靴が0.6%の幅で上昇した。耐久消費財は横ばいだった。

価格変動の激しい食品と燃料価格を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は1.2%で、前月から0.1ポイント縮小した。

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