トルコ統計局(TUIK)が19日発表した6月の失業率は10.2%となり、前年同月から0.6ポイント悪化した。季節調整値では10.9%で前月から0.6ポイント上昇した。
15~24歳の若年失業率は前年同月比で1.7ポイント上昇の19.4%、15~64歳の就業年齢層では0.7ポイント上昇の10.4%に悪化した。
一方、労働参加率(LFPR)は52.4%で、前年同月から0.3ポイント上昇した。就業者数は2,765万人だった。
オデアバンクのエコノミスト・テュラン氏は、「失業者は(ロシアとの関係改善で回復した)観光業界では減少したが、(7月のクーデター未遂事件後の)景気減速の影響で全体では増加している」と述べた。