トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.05%となり、前月の8.79%から0.74ポイント低下した。エコノミストは8.58%を予想していた。
項目別では、構成比重の大きい「食品・ノンアルコール飲料」が6.19%の上昇にとどまった(前月は9.69%)。ほかに上昇幅が大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(23.03%)、「その他の商品・サービス」(11.84%)、「医療」(10.60%)、教育(9.18%)、「宿泊・外食」(8.63%)、「家具・家庭用品」(8.25%)だった。
一方、上げ幅が最も小さかったのは「通信」(3.60%)で、「余暇・文化」(5.63%)、「運輸」(6.74%)、「住居費・公益料金」(6.82%)も比較的緩やかな上昇にとどまった。