トルコ統計局(TUIK)が3日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.28%となり、前月の8.05%から0.77ポイント低下した。インフレ率の低下は2カ月連続。エコノミストは7.99%を予想していた。
項目別では、構成比重の大きい「食品・ノンアルコール飲料」が4.16%の上昇にとどまった(前月は6.19%)。上昇幅が最も大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(22.61%)で、「教育」(10.37%)、「その他の商品・サービス」(10.03%)、「医療」(9.65%)、「宿泊・外食」(8.31%)、「運輸」(7.54%)も価格が上がった。
一方、上げ幅が最も小さかったのは「通信」(3.12%)で、「余暇・文化」(3.97%)、「住居費・公益料金」(6.64%)も比較的緩やかな上昇にとどまった。