ポーランドR&D投資額、GDP比1%に拡大

ポーランド中央統計局(GUS)がこのほど発表した国内の2015年の研究開発(R&D)投資は、国内総生産(GDP)比1%に相当する180億6,000万ズロチ(約41億6,600万ユーロ)だった。R&D投資がGDP比1%に達するのは初となる。

企業による投資は前年を20億ズロチ近く上回る84億ズロチに拡大した。一方、政府の投資は約3億ズロチの増加と、小幅の伸びにとどまった。

欧州連合(EU)は域内の成長・雇用戦略「ヨーロッパ 2020」で、民間および公共部門のR&D投資額の対GDP比率を14年の2.03%から20年までに3%に拡大するという目標を掲げている。ポーランドは1.7%を目指している。(1PLN=26.36JPY)

上部へスクロール