チェコ化学大手スポルケミー、塩素生産工場が稼働

チェコ化学大手スポルケミー(Spolchemie)が新たに建設した塩素生産工場の稼働を開始する。投資額は19億コルナ(約7,000万ユーロ)で、水酸化物および塩素製品を欧州市場に供給する。チェコ通信(CIA)が先ごろ報じた。

新施設では製造工程における電解プロセスの安全性を高めたほか、エネルギー使用量を低減。水銀利用に関しても欧州連合(EU)の基準に適合させている。

チェコ北西部のウスティ・ナド・ラベムに拠点を置くスポルケミーは国内有数の輸出企業で、約800人を雇用している。2015年のEBITDA(利払い・税引・償却前利益)は4億8,600万コルナ(約1,800万ユーロ)だった。(1CZK=4.21JPY)

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