トルコ統計局(TUIK)が3日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.16%となり、前月の7.28%から0.12ポイント低下した。インフレ率の低下は3カ月連続。エコノミストは7.50%を予想していた。
項目別では、構成比重の大きい「食品・ノンアルコール飲料」が5.20%の上昇にとどまった。上昇幅が最も大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(22.61%)で、「教育」(9.58%)、「医療」(9.39%)、「その他の商品・サービス」(9.34%)、「宿泊・外食」(8.34%)、「運輸」(8.19%)も価格が上がった。
一方、上げ幅が最も小さかったのは「余暇・文化」(2.42%)で、「通信」(2.80%)、「住居費・公益料金」(5.53%)も比較的緩やかな上昇にとどまった。