エストニアの郵便企業オムニバ、国内に物流拠点整備

エストニアの郵便企業であるオムニバ(Omniva)が、国内に新たな物流センターを建設する。同社の発表によると、ハリュ県ジュリの予定地はすでに取得済みで、現在は設計作業を進めつつ建設工事の入札を実施する段階にあるという。投資額は約1,000万ユーロで、2018年にも開設する予定。

首都タリンにある現行の物流センターは、新物流センターへの移管後に閉鎖される。広報担当者によると、建設地の選定の際には30ヵ所以上の候補地が挙がったが、タリン空港から英国や中国、ドイツに向かう物流ルートには同地が最も適していると判断した。

オムニバは、国営エストニア郵便(Eesti Post)が2014年に改称したもの。ラトビア、リトアニアでも事業を展開しており、小包の無人受け渡しロッカーなどのサービスを提供している。

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