ウクライナ乗用車生産、1-10月は14.2%減

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)が8日発表した2016年1-10月期の乗用車生産台数は3,023台となり、前年同期から14.2%減少した。大手メーカーのZAZが前年同期の1,899台から63台に大きく後退した。一方、地元メーカーのユーロカーが受託生産するシュコダ車は82.2%の増と大きく伸びた。

10月単月では前月比16.3%増、前年同月比1%減の436台だった。

バスの1-10月期生産台数は66%減の182台だった。内訳は、チェルカースィ・バスが26%減の140台、ボフダンが28台(前年同期8台)、エタロンが3台(134台)、チャシフ・ヤール・バスが11台(150台)だった。

10月単月では40台で、前月に比べ14.3%増加したが、前年同月比では50%減少した。

商用車およびトラックの1-10月期生産台数は前年同期比59%減の496台に縮小した。なお、この数値には商用車大手アフトクラーズの8~10月生産台数は含まれていない。

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