カザフスタンの国営持ち株会社バイテレク(Baiterek)は8日、三井住友銀行(SMBC)と3億ドル規模の事業協力で基本合意した。非鉱業分野を対象としたもので、現行および将来の合同投資プロジェクトの資金調達を確保する。
今回の合意に基づき、バイテレク傘下のカザフスタン開発銀行はSMBCと輸出信用機関を活用した融資に関する覚書を交わした。日本からカザフスタンへのハイテク機器などの輸出を支援する。
カザフ開発銀はSMBCとの提携に加えて、東京三菱UFJ銀行が1億ドルの融資枠を供与することで基本合意した。