チェコ自動車生産台数、1-10月は5.6%増

チェコ自動車工業会(SAP)が先ごろ発表した2016年1-10月期の自動車生産台数は111万5,613台となり、前年同期から5.6%増加した。このうち、乗用車は5.6%増の110万9,924台だった。

メーカー別で伸び率が最大だったのはフォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、8.8%増の63万1,436台に拡大した。これにトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル(TPCA)が2.0%増(19万1,688台)、韓国の現代自動車が1.6%増(28万6,800台)で続いた。

バスの生産台数は3.2%減少し3,534台となった。地元メーカーのソル(SOR)が188台減少し364台にとどまった一方、イベコは2%増の3,125台となった。チェコ唯一のトラックメーカー、タトラの生産台数は36.3%増の984台に拡大した。

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