独シーメンス、ブダペスト拠点に追加投資

電機大手の独シーメンスは22日、今後3年間でハンガリーのブダペストに置く拠点に100億フォリント(約3,200万ユーロ)を追加投資すると発表した。生産面積を大きく拡張し、2018年から新型のガスタービン翼を生産する。

既存の工場棟を2,500平方メートル拡張するほか、面積1万平方メートルの新生産棟を建設する。付加価値性の極めて高い製品を供給できる体制を整備し、収益性を高める。

今回の投資を通じてエンジニア150人を新規採用することになる。シーメンスは2011年以来、ブダペスト拠点に70億フォリントを投じてきた。同拠点は従業員600人で、ガス発電所や蒸気プラント向けのタービン翼と大型鉄鋼部品を生産している。グループのコンピテンシー・センターの機能も果たしている。(1HUF=0.38JPY)

上部へスクロール