独軍需大手ラインメタルは先ごろ、ルーマニア同業のウジナ・アウトメカニカ・モレーニ(UA Moreni)と合弁でルーマニア軍向けに装輪装甲車(GTK)を現地生産すると発表した。
合弁会社の名称はルーマニアン・ミリタリー・ビークル・システムズで、出資比率は50対50となる。同国のバニャ経済次官は、「軍が国産装甲車を調達できるというのは非常に大きな出来事」と意義を強調。国内軍需産業の技術力向上にとっても重要とし、早期の量産開始を望む姿勢を明らかにした。
ルーマニアは以前から防衛予算増額と軍需産業の育成に取り組んでいた。