キルギスとインド、提携強化で合意

キルギス共和国とインドの貿易・経済・科学技術協力委員会は11月28日にキルギスの首都ビシュケクで開いた会合で、繊維分野での提携に向けた作業部会を来年1-3月期に立ち上げることで合意した。

さらに両国は農業分野での提携でも合意した。具体的には◇キルギスでの魚加工◇キルギス産はちみつの対インド輸出◇キルギスにおけるインド有機農業および食品安全管理技術の導入――で合弁企業を設立する。

両国はこのほか、貿易、投資、鉱業、標準化、情報技術（IT）での提携強化を目指している。キルギスは特に、両国間取引の拡大やインドの輸出推進・プロモーション活動での経験共有に大きな関心を抱いている。

両国は遠隔医療技術の分野で2015年以来、協力関係にあり、医療関係者間（D to D）の通信インフラを通じて助言（症例検討、遠隔画像診断）や難手術指導、継続的な研修サービスなどが実現している。