日産自動車は12月5日、ロシアのサンクトペテルブルク工場の累計生産台数が同日、25万台に達したと発表した。25万台目のモデルはブルーの「キャシュカイ 2.0L 4WD CVT」だった。同工場では現在、日産がロシア市場で販売するモデルの95%を生産している。
日産は2006年6月にサンクトペテルブルグ市と覚書を、経済発展貿易省とは車両組立に関する合意書を締結しており、今年は同工場の10周年記念でもある。2009年6月の生産開始から今日までに3億7,500万個の部品、2,000トンの塗料、2万8,300時間の労働時間を投入してきた。同工場への総投資は3億1,200万ユーロに達しいている。
同工場では現在、クロスオーバーSUVの「キャシュカイ(日本名:デュアリス)」、「エクストレイル」、「パスファインダー」、「ムラーノ」の4モデルを生産している。今年は3代目となる新型「ムラーノ」の生産を開始した。