トルコ、11月インフレ率7%

トルコ統計局(TUIK)が5日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7%となり、前月の7.16%から0.16ポイント低下した。インフレ率の低下は4カ月連続。エコノミストは8.40%を予想していた。

項目別では、構成比重の大きい「食品・ノンアルコール飲料」が3.55%の上昇にとどまり、全体を押し下げた。上昇幅が最も大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(22.61%)で、「その他の商品・サービス」(10.92%)、「運輸」(9.57%)、「教育」(9.50%)、「医療」(9.16%)、「宿泊・外食」(8.50%)も価格が上がった。

一方、上げ幅が最も小さかったのは「通信」(3.09%)で、「余暇・文化」(4.26%)、「衣類・靴」(4.59%)、「住居費・公益料金」(5.87%)も比較的緩やかな上昇にとどまった。

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