三菱商事とガスプロム、戦略提携で合意

三菱商事とロシア国営ガス会社ガスプロムは16日、戦略提携に関する合意書に調印した。エネルギー分野にとどまらず、資機材調達など幅広い分野を対象に協力拡大を検討する。

両社はすでに、シェル、三井物産と共同で進める石油・天然ガスプロジェクト「サハリン2」に第3の液化プラント(LNGトレイン)を設ける計画を検討している。また、ミレル社長によれば、バルト海地域(レニングラード地方)におけるLNGプラント設置の可能性も探っているという。

サハリン2への出資比率はガスプロムが50%プラス1株、シェルが27.5%マイナス1株、三井物産が12.5%、三菱商事が10%。

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