中国の江西特種電機、ポーランドでEV生産か

中国の機械メーカー、江西特種電機(Jangxi Special Electric Motor)がポーランドでの電気自動車(EV)生産を検討している。現地紙『ジェンニク・ガゼタ・プラヴナ』が11日報じたもので、9億ズロチ(約2億600万ユーロ)を投じてワルシャワ近郊に生産拠点を開設する方向で計画を詰めている。

江西特種電機は現在、ポーランド開発省と投資計画について交渉中。同国は2025年までにEVの普及台数100万台を目指しており、同社の進出はEVを新産業分野として強化する政府戦略に貢献するものと期待されている。年間10万台の生産を視野に入れているという。

江西特種電機は電動機、発電機ユニットなどを製造する企業。近年はリチウムイオン電池の開発製造も手掛け、EV事業に進出している。(1PLN=27.80JPY)

上部へスクロール