シュコダ自、16年も販売記録を更新

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が10日発表した2016年の出荷台数は112万7,000台となり、過去最高を記録した前年実績を6.8%上回った。積極的な新モデル投入が奏功し、主要市場である中国と欧州で確実に販売を伸ばした。今年も「コディアック」を始めとする新モデル11種を市場投入する予定だ。

市場別にみると、西欧が5.7%、東欧が7.2%、中欧が6.8%、それぞれ増加した。最大市場の中国は12.5%と大きく伸びて全体をけん引した。トルコも30%の大幅増となった。一方でロシアは0.7%の微増にとどまった。

モデル別では中型車「スペルブ」が73.4%増と急激に伸びた。コンパクトカー「ラピッド」は9.5%、「ファビア」は5.4%、「シティゴ」は1.4%、それぞれ増加した。フルモデルチェンジを控える「オクタビア」は0.9%増の横ばい。SUV「イエティ」は4%減少した。

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