ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で1.8%上昇し、2013年7月以来の大きな上げ幅となった。インフレ率の上昇は4カ月連続。市場はプラス1.6%を予想していた。
項目別では「その他の製品(自動車用燃料を含む)」が3.5%上昇して全体をけん引。アルコール飲料・タバコ(+2.5%)、サービス(+1.9%)、食料品(+1.3%)、衣料品・靴(+0.5%)も前年同月を上回った。燃料・電力(自動車用燃料を含まない)は横ばいで、耐久消費財は0.5%下落した。
価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は1.7%で、前月から0.2ポイント拡大した。