チェコ、12月のインフレ率2%

チェコ統計局(CSU)が10日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2%上昇し、2012年12月以来の高水準となった。インフレ率の上昇は3カ月連続。市場は1.9%の上げ幅を予測していた。

品目別でみると、アルコール・たばこが4.9%、ホテル・レストランが4.4%、食品・非アルコール飲料が3.3%、医療が2.9%、運輸が2.5%、教育が1.9%、その他の財・サービスが1.7%、衣料品・靴が1%、住居・水道・エネルギー・燃料が0.7%の幅で上昇した。一方、家具什器・修繕が1.2%、郵便・通信が0.9%下落した。娯楽・文化は横ばいだった。

同国の昨年のインフレ率は8月に0.6%に上昇した後、9月に0.5%に低下したものの、10月には0.8%、11月は1.5%に上昇した。過去12カ月の平均インフレ率は0.7%。

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