ベラルーシ商用車大手MAZ、中連重科と特殊車両を合弁生産

ベラルーシの商用車大手ミンスク自動車工場(MAZ)は先ごろ、中国の建機・重機メーカー、中連重科(Zoomlion)と合弁設立で合意した。国外市場向けに特殊車両を製造する。ベラルーシ国内のMAZ拠点で間もなく生産を開始し、年末までに約100台を出荷する計画だ。投資規模は公表されていない。

合弁会社は、東部のマヒリョウ自由経済地区(FEZ)にあるMAZ子会社マヒリョウトランスマシの工場でクレーン車、コンクリートポンプ車、道路清掃車などを組み立てる。年末までに約100台生産する計画だ。製品は独立国家共同体(CIS)、欧州連合(EU)、中東、アフリカ、中南米に輸出する。

中連重科は湖南省長沙市に本拠を置く世界有数の建機メーカーだ。一方のMAZは主にトラック、トレーラー、バスを生産している。

上部へスクロール