ハンガリー中央統計局が1月31日発表した2016年12月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で0.5%上昇した。PPIがプラスとなったのは15年8月以来で初めて。16年通期では1.7%低下した。
12月の国内生産者指数は1.2%の増加。うち、製造業が3.9%上昇した。一方、電気、ガス、スチーム、空調は4.5%低下した。生産者輸出価格は0.2%上昇した。
16年通期の国内生産者指数は3%減少した。うち、製造業は2%、電機、ガス、スチーム、空調は5.8%、それぞれ低下した。
需要段階別にみると、エネルギー、中間財が4.8%減少した。一方で資本財は1.8%、消費財は0.9%、それぞれ増加した。
生産者輸出価格は1%低下した。うち、製造業は0.6%、電機、ガス、スチーム、空調は11.1%減少した。