シュコダ・プラハ、GEとモンテネグロ火力発電所建設で提携

チェコ国営電力CEZのエンジニアリング子会社であるシュコダ・プラハは先ごろ、モンテネグロ北部のプリエブリャに第2火力発電所を建設する計画について、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携した。新発電所は出力254メガワット。建設費用は90億ユーロ以上となる見込みで、モンテネグロの国営電力産業(EPCG)が出資する。CEZとGEは今年2月末までに、EPCGに建設事業の財務構造と財政状態のレポートを提出する。

EPCGはモンテネグロで発電・送配電事業を担う独占企業。2009年にイタリア公益企業のA2Aが株式43.7%を取得した。残りは政府が保有している。

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