エストニアの再可エネ企業、最大規模の太陽光発電所を計画

エストニアの再生可能エネルギー企業フートンボルト(FootonVolt)が、国内最大規模の太陽光発電所を建設する。計3,240枚の太陽電池モジュールで構成される発電所で、ヒーウマー島のカルドラに設置する予定。同社のカウツ取締役によると、エストニアでこれまで最大とされていた太陽光発電所の5倍に相当する1メガワット(MW)の能力があり、年間の発電量は約1ギガワット時(GWh)に上るとみられる。カルドラのような高緯度に設置される太陽光発電所としても最大級で、投資額は100万ユーロに上る。

エストニアでは、太陽光発電が全体に占める割合は今のところそれほど大きくなく、昨年の太陽光による総発電量は3GWhにとどまった。ただ、自家用の太陽光発電システムの設置は増加傾向にある。

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