英国の駆動系自動車部品大手GKNドライブラインは、スロベニア北東部のズレチェ工場を増強する計画だ。今後3年間で最大2,000万ユーロを投じ、生産設備の近代化・拡張を行う。
同工場はベアリング及びドライブシャフト部品を手掛け、中東欧市場などに製品の93%を輸出している。売上高が過去3年に平均7%増加していることから、増産を決めたもようだ。
従業員は今後2年で現行の380人から480人前後へ拡大する。金属工、機械エンジニア、冶金技師などが中心となる。
同社のスロベニア事業の昨年の売上高は6,900万ユーロ、純利益は630万ユーロだった。