ワルシャワ市電を運営するトラムヴァイェ・ヴァルシャフスキェ(TW)はこのほど、最大で213台の低床路面電車を調達するための競争入札の実施を告知した。今回の調達は123台の確定注文と90台の追加注文のオプションから成る。総額は19億ズロチ(4億4,000万ユーロ)程度になる見通し。TWは主にEUの財源から資金調達する。
確定注文の内訳は最長33メートルの車両が103台(そのうち双方向走行モデルが85台、一方向走行モデルが18台)と最長24メートルの車両が20台(いずれも一方向走行モデル)。オプションは最長33メートルの車両(双方向および一方向走行モデルともに45台ずつ)となる。
新型トラムの納品は2019年半ばに開始され、確定注文分は2021年4月30日までに、オプション分は2023年6月30日までにそれぞれ完了する予定。新型トラムはヴィラヌフ=ゴツワフ間の新路線に投入される。(1PLN=27.57JPY)