クロアチア食品大手ポドラヴカ(Podravka)は15日、同社初のアフリカ工場をタンザニアに開設したと発表した。同地域を重要市場と位置付ける経営戦略に沿ったもので、主力商品の調味料「ベゲタ」を生産する。投資額は400万ユーロ。
新工場ベゲタ・ポドラヴカ・タンザニア(Vegeta Podravka Ltd Tanzania)を港湾都市バガモヨに設立した。総面積は1万7,000平方メートル。従業員数は20人で、間接雇用200人を見込む。
ポドラヴカは2014年にアフリカに進出した。タンザニアのほかケニア、ザンビア、ウガンダで事業を展開する。
同社は24のブランドを持ち、世界60カ国以上に製品を輸出している。2016年1-9月期の売上高は前年同期比23.1%増の30億3,080万クーナ(4億600万ユーロ)、純利益は1億4,220万クーナ(1,900万ユーロ)だった。(1HRK=16.21JPY)