米自動車大手フォードは今年秋にルーマニア南部のクラヨバ工場で小型SUV「エコスポーツ」の生産を開始する。それに向けて2億ユーロを投資し、車体製造と組み立て設備を拡充する。フォード・ルーマニアのオルトハム社長がこのほど明らかにした。
クラヨバ工場では現在、欧州市場向けに小型バン「Bマックス」や、環境対応エンジン「エコブースト」の1リットル3、4気筒エンジンを生産している。
フォードは2008年にルーマニア政府から同業クラヨバを買収して以来、同工場に10億ユーロを投じて来た。従業員402人を雇用する。