クロアチアの1月インフレ率0.9%、13年9月以来の高水準に

クロアチア統計局が2月24日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.9%上昇し、2013年9月(1.1%)以来の大きな伸びとなった。インフレ率の上昇は5カ月連続。市場は0.6%を予測していた。

上昇率が最も大きかった項目は運輸で、5.9%に上った。自動車燃料が12.8%高くなったことが大きい。このほか、構成比重の大きい食品・非アルコール飲料(2.5%)や、ホテル・レストラン(3.0%)、アルコール・タバコ(2.5%)、医療(2.4%)も上げ幅が大きかった。一方、住居・水道光熱費は4.6%、通信は2.7%、衣料・靴は0.7%下落した。

同国のインフレ率は昨年5月のマイナス1.8%を底に上昇へと転じ、12月には0.2%まで回復した。

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