華為技術がキエフにR&D拠点、クラウドサービス提供視野に

中国の通信機器最大手、華為技術が年内にウクライナの首都キエフに研究・開発(R&D)拠点を開設する。クラウド技術を活かしたサービス提供をにらんだ措置で、華為の劉鴻運(Liu Hongyun)中央アジア・コーカサス統括責任者は「ウクライナには大きな可能性がある。医療や電子行政、都市部の安全管理、スマートハウスなどでクラウドをベースにしたサービスを提供したい」と抱負を述べた。インタファクス・ウクライナが2月22日、経済発展・貿易省の発表として伝えた。

ウクライナはデジタル分野で今後の発展が期待されているものの、無線周波数の利用効率の向上や、第4世代(4G)移動通信システムの整備など課題も多い。

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