ジョージア人旅行者にビザ免除、EU加盟国が承認

欧州連合(EU)加盟国は2月27日にブリュッセルで開いた内相理事会で、ジョージア(旧グルジア)の市民がEUの大部分の国を旅行する際のビザ(査証)取得を免除することを承認した。これによってジョージア人の旅行者は、短期滞在であればビザなしでシェンゲン協定参加国(英国、アイルランド、ルーマニア、ブルガリア、クロアチアを除くEU22カ国とノルウェー、アイスランド、スイス、リヒテンシュタイン)をビザなしで旅行することができるようになる。

ビザ免除はシェンゲン協定参加国での滞在期間が90日以内の短期旅行者。生体認証(バイオメトリック)パスポートの保有者が対象となる。

欧州委員会は2015年12月、ジョージアがビザ免除に必要な条件を満たしたと認定。昨年3月に免除を提案していた。