中国・万向集団傘下の米電池メーカー、チェコ工場を開所

中国自動車部品大手の万向集団傘下の米電池メーカー、A123システムズが2日、チェコ工場の開所式を行った。東部オストラヴァに設置したリチウムイオン電池工場で欧州自動車メーカー向けにバッテリーを製造する。当初の年産規模は60万個で、最終的に180万個へ引き上げる。投資額は1,330万米ドル。

まずは12ボルトのバッテリーを手がけ、年内にマイルド・ハイブリッド車(HV)向け48ボルト・バッテリーの生産ラインも稼働させる。従業員数は現在の20人から年末までに50人へ、3年後には150人へ増やす。

A123は中国と米国に生産拠点を持つほか、独シュトゥットガルトで技術センターを運営している。

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