独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社コンチテックは7日、セルビア北部のスボティツァ経済特別地区に第2工場棟を開設した。パワートレイン用ホースラインなどの増産が目的で、投資規模は1,700万ユーロ。政府から300万ユーロの助成を受けている。
スボティツァ工場では現在600人が働いているが、新工場棟の稼働により、数年以内に1,150人へ増える見通しだ。施設面積は2万平方メートルに上る。
開所式に出席したヴチッチ首相によると、ドイツ企業は現在、セルビアで合計3万3,000人を雇用しており、2年以内に5万人に増加する見通しだ。
在セルビア独大使館チガノフツキ経済班長は、過去16年間のドイツ企業による対セルビア投資残高が18億ユーロに上る事実を指摘。進出企業の90%が成果に満足しており、「またセルビアに投資したい」と考えていると話した。