米GE、クロアチア工場に追加投資

米ゼネラル・エレクトリック(GE)がクロアチアのカルロヴァツ工場に1億6,000万クーナ(約2,150万ユーロ)を追加投資する。機械・インフラ設備の近代化を実施し、生産能力の増強を図る。

エネルギー省によると、カルロヴァツ工場は発電所の建設や近代化に関連するサービスを提供する。また、ガス・蒸気タービン部品の製造も手掛ける。

GEは現在、国営電力HEPのプロミン火力発電所の近代化計画に参加しているほか、セルビアのニコラ・テスラA火力発電所のオーバーホール(分解点検修理)にも携わっている。

2015年の仏アルストム重電部門買収に伴い、GEはアルストム・クロアチアを傘下に収めた。現在はエンジニアリング、カルロヴァツ・サービスセンター、クロアチア・サービスセンターの3事業を運営している。

カルロヴァツ工場の従業員数は700人を超える。同工場に対する過去10年の投資額は約2億5,000万クーナに上る。(1HRK=16.48JPY)

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