トルコ統計局(TUIK)が8日発表した1月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比2.6%増となり、上げ幅は前月の1.3%から1.3ポイント拡大した。同業生産高のプラスは3カ月連続。前月比(季節・稼働日調整済み)では1.3%増加した。
業種別では製造業が前年同月比で2.8%、電力・ガス・スチーム・空調が7.2%増加した一方、鉱業・採石業は13.7%減少した。
財別でみると、資本財の上昇幅が最も大きく13.0%に達したほか、エネルギーが6.9%増加。耐久消費財は1.8%、非耐久消費財も1.2%伸びた。一方、中間財は3.5%減少した。
前月比では鉱業・採石業が4.1%減少したものの、製造業は1.6%、電力・ガス・スチーム・空調は1.5%増加した。財別ではエネルギーが3.7%、耐久消費財が3.2%、資本財が2.9%それぞれ増加したが、非耐久消費財は0.1%減少した。中間財は変動がなかった。