トルコとウクライナ、ビザなし渡航で合意

トルコを訪問中のウクライナのグロイスマン首相は14日、ユルドゥルム首相と会談し、両国が相互に査証(ビザ)なしでの短期渡航を認めることで合意した。ビザ免除の対象となるのは90日以内の短期滞在者で、国内で利用されるIDカードでの入国が可能となる。

ユルドゥルム首相は、ビザ免除はウクライナからの観光客の増加につながると期待を述べた。観光業はトルコの基幹産業だが、昨年7月のクーデター未遂事件や相次ぐテロを受けて旅行者が減少している。

今回の訪問ではまた、原子力及び航空宇宙分野での協力や、両国の大学間共同学位プログラムの推進などについても合意が結ばれた。

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