ポーランド鉱工業生産の上げ幅縮小、2月は1.2%に

ポーランド中央統計局(GUS)が17日発表した2月の鉱工業生産指数は前年同月比で1.2%の上昇にとどまり、上げ幅は1月の同9%から大きく縮小した。市場は3.4%の上昇を予測していた。前月比では0.9%の低下。

34業種のうち19業種で前年同月比がマイナスとなった。下げ幅が最も大きかったのは「製薬」(14.1%)で、「飲料」(8.7%)、「コークス・石油精製品」(7.9%)も落ち込みが目立った。「石炭・褐炭」(6.2%)、「コンピューター・電子・光学機器」(4.4%)も振るわなかった。

一方、「その他の輸送機械・器具」は32.9%と大きく伸び、「機械・設備の修理と据付」(10.3%)も上昇幅が大きかった。「自動車・トレーラー」(5%)、「食品」と「ベースメタル」(どちらも4.9%)、「金属製品」(3.8%)、「機械・設備」(2.7%)も堅調だった。

同日発表された2月の建設業生産指数は前年同月比で5.4%縮小した。

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