デンマークの高級音響機器メーカー、バング&オルフセンは13日、チェコ事業を香港に拠点を置く同業ティンファニーに売却すると発表した。チェコ子会社の全株式を1,800万ユーロで売却する。ティンファニーはチェコ東部のコプリヴニツェにある工場の雇用は維持し、バング&オルフセン向けの製品を引き続き生産する。
ティンファニーは1926年にデンマークで設立された。相手先ブランドの高級音響機器の設計、生産を手がけている。2014年に台湾の電子機器メーカー、致神科技(プライマックス・エレクトロニクス)が同社を買収し、株式70%を保有している。