太陽発電システム開発の独フェニックス・ソーラーは20日、昨年設立したトルコ子会社を通じ、同国のエネルギー企業アクフェン・リニューアブル・エナジーから太陽光発電所の建設を受注したと発表した。北部アマスヤ県に出力11.2メガワットピーク(MWp)の発電所を設置する。今月中に着工し、9月の完工を目指す。
フェニックス・ソーラーは、昨年5月、トルコ初の太陽光発電事業入札の対象となったエラズー太陽光発電所の整備を、アクフェン・リニューアブルから受注。11月に無事稼働させた。今回の契約はこれに続くもので、フェニックス・ソーラーでは「エラズーでの仕事が認められた」と喜びを示している。
新発電所では操業・保守業務も担当する。発電する年間1万7,000メガワット時(推定)は電力会社に供給する。