欧州復興開発銀、リトアニア農産大手に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は先ごろ、リトアニアの農産大手KGグループに1,000万ユーロを融資すると発表した。同社のベラルーシ事業を支援するもので、同国における家畜飼料の質向上や最新の工業規格導入の促進を図る。

KGはバルト諸国における配合飼料・小麦粉・鳥肉の製造大手。ベラルーシには10年前に進出し、飼料の生産・販売を手掛ける。EBRDでは同社への支援を通じて、ベラルーシにおける最新の工業規格・技術の導入を促進し、企業間の国際提携がしやすい環境を整えたい意向だ。

KGは11の事業を擁し、国内外に20社を展開する。年商規模は4億5,000万ユーロ。

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