塩化ビニル(PVC)製建具の製造・販売を手がけるルーマニアのエレクトリック・プラス(Electric Plus)は21日、年内に1,000万ユーロを投じて新生産施設を建設すると発表した。同時に、企業資源計画(ERP)向けのソフトウエア導入に50万ユーロを投資する。
エレクトリック・プラスは昨年、国内北東部のバカウ工場に700万ユーロを投じて2つの生産施設を建設した。絶縁ガラス製造ラインは1日当たり1,500ユニット、ドア・ドア枠製造ラインは1カ月当たり2,000ユニットの生産能力を備える。バカウ工場の2012年以降の投資残高は1,200万ユーロに上る。
エレクトリック・プラスは2002年に設立された。昨年の売上高は前年比36%増の2,310万ユーロで、従業員数は約600人。